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練馬で「見た目問題」写真展 人権尊重テーマに講演会も

展示写真の例

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 練馬区役所アトリウム1階で4月22日、「見た目問題」をテーマにした写真展「『ただ、自分らしく』~見た目に症状のある人の“らしい生き方・楽しさ”」が始まった。区とNPO法人マイフェイス・マイスタイル(墨田区)が協働で実施。

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 「見た目問題」とは、顔や身体にあざや傷・脱毛など外見に症状のある人が、その「見た目」ゆえにジロジロと見られることや、誤解や偏見による差別やいじめを受けたりすること。国内ではあまり知られていない人権問題で、社会的にも重く受け止められず、支援もなく孤立を深めてしまう人もいる。一方で、その境遇を自らの個性として受け入れて、前向きに生きていこうとしている人もいるという。

 区は同イベントを通じて、人権啓発事業を通じて人が人としてお互いの個性を尊重し合うことのできる社会について考え、行動する機会になればと考えている。

 同25日には、同団体の外川浩子代表を講師に招き、「見た目問題」のほか、人権尊重全般をテーマとする講演会「人権セミナー互いの違いを認め合い多様性あふれる社会へ」を実施する。会場は区役所本庁舎20階。開催時間は18時30分~20時30分。定員は先着40人。参加無料。参加申し込みは同区人権・男女共同参画課(TEL 03-5984-1452)で受け付けている。

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