練馬区内の高校生15人が6月23日、7月10日投開票を迎える参議院議員選挙で期日前投票所の立会人としてデビューする。
練馬区選挙管理委員会事務局では、18歳選挙権の導入に合わせて区内の高校から期日前投票の立会人を募り、高校生との面談を経て選定。都立練馬高校、都立井草高校、都立第四商業高校の3校15人の生徒が、区内5カ所の期日前投票所立会人を担当することになった。
区内の18歳の有権者数は6207人。これは区全体の有権者の1.03%を占める。前回の参院選での区の投票率は54.52%。年代別では、60歳代後半が71.53%と最も高く、20歳代前半が32.86%と最低だった。区選管では今回、初めて選挙権を得た18歳~20歳の2万437人に対して、6月13日に投票を促す啓発はがきを送付した。
区選管担当者は「今までも区内の高校に出向いて模擬投票などを行ってきたが、やはり直接選挙の現場に触れてもらうと選挙への意識も高まるのでは。これを機に自覚ある若年層の有権者が育ち、投票率アップにつながることを期待している」と話す。
期日前投票期間は6月23日~7月9日。