暮らす・働く

練馬で「みどりの区民会議」新設 緑を守る委員公募

緑の中の小道

緑の中の小道

  • 0

  •  

 練馬区は10月21日、「みどりの区民会議」の委員を公募する。

[広告]

 23区で1位の緑被率(25.4%)を誇る同区、多くの区民が緑に愛着を持つ一方、落ち葉や枝の張り出しによる住民負担や、樹林地の維持管理に係る所有者負担など、さまざまな課題にも直面している。

 緑被率も減少傾向となっている。約8割を民有地の緑が占めており相続や開発による減少が原因。1971(昭和46)年、当時40%程度だった緑被率は、2011年には25%まで減少(約670ヘクタール)している。

 こうした背景を受け、区では区民と課題を共有し、協働を進めていくために「みどりの区民会議」を新たに設置、委員を公募する。

 募集人数は6人程度(書類選考)。区内在住・在勤・在学で、18歳以上(応募時)、平日夜間に開く会議に出席できる人が対象。募集は11月4日まで。

 区では、年々減少する緑を守り育てるために、区と区民が取り組むべきことを共有し、具体的な行動に移し広げていくとしている。12月15日に第1回会議を予定し、来年度までに4回程度開く予定。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース