練馬駅近くに6月1日、金沢うどん「奢(おご)り」(練馬区豊玉北5、TEL 03-5999-2539)がオープンした。
金沢うどん店として東京初進出となる同店だが、もともと「金沢うどん」という名のうどんはなく、店主の端巖さんが大阪の讃岐うどん店に20年勤めた後、地元金沢で独立した際に「金沢うどん」と名付けたのが始まりという。「東京進出を果たし、金沢うどんを東京に広めていきたい」と端さん。
特徴は、讃岐うどんを独自にアレンジしたもので、「うどんは湯がいて割り箸の細さでコシが強く、だしはカツオベースの薄味」と紹介する。化学調味料を一切使わず、手打ちのうどんは注文を受けてからゆでるため、ゆで時間は約10分かかる。
店舗面積は約13坪で、カウンター13席、テーブル4席。メニューは、「ざるうどん」「ハイカラうどん」「釜揚げうどん」(以上600円)、「豚汁うどん」「ぶっかけ下」「あぶ玉うどん」(以上650円)、「納豆下」(700円)、「カレーなんば」(800円)など、冷うどん5種、熱うどん7種を用意する。
焼き鳥(550円)、だし巻き卵(600円)などの酒のつまみも用意するほか、ランチでは、いなりずしやご飯をセットにしたメニューも提供する。
端さんは「東京の方にも、細いうどんでもコシが強く、薄味でもうま味のある金沢うどんをぜひ味わってほしい」とアピールする。「夜は、つまみや酒の種類を増やしていきたい」とも。
当面の営業時間は11時~15時、17時~22時。月曜定休。