西武池袋線・中村橋駅近くの中村児童館(練馬区中村2)で8月30日~9月1日、毎年恒例となっている段ボール迷路によるお化け屋敷が行われている。
毎年、本格的な内容で人気を集める同イベント。会場は普段卓球室として使っている部屋で、迷路は市販の段ボールを使って組み立てた。小学校3年生以上の子どもから迷路実行委員を募集し、約60人が集まった。制作期間は3日間で、小学校高学年の子どもたちが中心となり迷路を作り、お化けの出し物を企画。
「昨年は這(は)って進むタイプのものだったが、今年は立って歩けるタイプにしている。あまり怖いと子どもたちも怖がって入れない。今回は並んで一緒に歩けるからいいのでは」と加納ひろみ館長。「それでもリタイア率は3分の1」とも。
内容はスタンプラリー方式で、迷路内に用意されたスタンプを押してゴールを目指す。迷路は入場制限しており、入り口前には順番を待ちわびる子どもたちの列ができる。中は暗く、クネクネと曲がっている道を進むと急にお化けが飛び出してくる。実行委員の子どもは「みんなで目の下にクマを塗った。お化け役は楽しい」と趣向を凝らした方法で驚かせている。
中に入った子どもたちは、驚いたり、楽しんだり、泣いたりと反応はさまざま。中には「怖くて入れなかった。スタンプ1つも押せずに終わっちゃった」と話す子どもも。
開催時間は14時~16時。入場無料。