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石神井で特別展「鉄道の開通と小さな旅」-当時の観光列車ヘッドマークなど展示

「特急レッドアロー」 昭和44(1969)年 鉄道博物館蔵

「特急レッドアロー」 昭和44(1969)年 鉄道博物館蔵

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 練馬区立石神井公園ふるさと文化館(練馬区石神井町5、TEL 03-3996-4060)で9月22日、特別展「鉄道の開通と小さな旅-西武・東上沿線の観光-」が始まった。

「四季の武蔵野」1931(昭和6)年 飯能市郷土館蔵

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 武蔵野鉄道(現西武池袋線)の創立100周年に合わせた同展。明治~昭和にかけて、武蔵野鉄道・西武鉄道(現西武新宿線)・東武東上線沿線の開通・線路の延長に伴い遊園地、自然公園、ハイキングコースなど多くの人が日帰りで訪れることができる観光地が誕生、ヘッドマークをつけた観光列車が登場した。これらの観光地や観光列車などに関するさまざまな資料を展示している。

 展示物は各博物館、鉄道会社、個人蔵の観光パンフレット、ヘッドマークなどで、展示数は約220点。

 期間中、関連イベントとして老川慶喜さん(立教大学経済学部教授)を招き講演を行うほか、学芸員による展示解説も行う。

 開館時間は9時~18時。月曜休館(祝日の場合は火曜休館)。観覧料は一般300円ほか。11月11日まで。

 武蔵野鉄道は、1912(明治45)年5月に設立。1915(大正4)年4月に池袋~飯能間を開業した。その後、電化、複線化、線路の延長を進め、1929(昭和4)年9月、現在の池袋線を完成する。1945(昭和20)年、旧西武鉄道(現新宿線、国分寺線、西武園線、安比奈線、多摩川線)を合併した。

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