練馬区は現在、番組制作が体験できる「中学生のための情報番組制作ワークショップ」の参加者を募集している。
2010年から日本大学芸術学部放送学科と共催で行う同プロジェクト。中学生を対象にした職業体験型のワークショップで全10日制。子どもたちが情報番組制作を体験することで、自ら有害な情報を見極め、正しい情報を発信する能力の習得と情報番組制作への理解を深めることを目的としている。
対象は区内在住・在学の中学生で、全日程に参加できることが条件。講師は、同学科の鈴木康弘教授。同大学・江古田校舎にある最新の施設・設備を使って、学生が自分たちの力で企画から取材・編集・スタジオ収録を行い、テレビ情報番組を制作する。
これまでに参加した学生からは「専門機材を使って本格的な番組制作を体験できてよかった」「将来、制作の仕事に就きたい」「取材を通じて地域を知るきっかけになった」などの感想が寄せられていると同区担当者。
今月29日にオリエンテーションを行い、番組制作は7月13日・27日~8月3日(28日は除く)に行う。制作した番組は、8月5日に上映を予定する。
定員は20人(応募者多数の場合は抽選)。申し込みは今月21日17時まで、同区ホームページや電話(03-5984-1292)などで受け付ける。