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石神井公園でホタル観賞会「ホタルの夕べ」-今年は成虫少なめ

「ホタルの夕べ」昨年の様子

「ホタルの夕べ」昨年の様子

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 練馬区立石神井公園ふるさと文化館(練馬区石神井町5)で6月21日・22日、ホタル観賞会「ホタルの夕べ」が開かれる。

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 同館で飼育されているゲンジボタルを近隣居住者らに楽しんでもらおうと始まった同イベント。「昨年に引き続き、天気の影響か今年も生育が悪く、成虫も少なめ」(同館広報)という。

 ゲンジボタルの飼育は1984(昭和59)年、区内在住のホタル研究家・名児耶(なごや)德秀さんが許可を得て石神井図書館(石神井台 1)地階にあった練馬区郷土資料室で始めた。2010年、同館開館に伴い資料室は閉館となったため、飼育も同館へ移行して続けられている。

 かつて練馬にもホタルが飛び交う豊かな自然があり、その名残として同館近くの石神井川に「蛍橋」という名の橋がある。昭和20年後半ごろまでは、夏が訪れると石神井公園三宝寺池にも多くのホタルが不思議な光を放ちながら飛んでいたという。

 鑑賞会は19時30分~21時。「当館は18時でいったん閉館するので、19時30分以降にお越しを」と呼び掛ける。参加無料。事前申し込み不要。

 同館では現在、ゲンジボタルの生態を約30枚の写真パネルで紹介する写真展「ホタル-生命の輝き-」も開催。展示写真は名児耶さんが提供した。7月31日まで。

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