練馬区は12月12日、2013年度の「区民意識意向調査」の結果を発表し、区へ愛着を感じている人が8割以上であることが分かった。
同調査は区が毎年度実施し、区政運営の参考とするためさまざまな行政課題について区民の考えを尋ねるもの。今回は、「区の施策および評価」「地域福祉」などについて、区内在住の20歳以上の2500人を対象に調査を行った。
区では、今年4月に「ねりまプロモーション係」を設立。9月には広報戦略基本方針を策定するなど、シティープロモーションの取り組みを本格的に進めている。今後のシティープロモーションの基礎資料とするため、今回初めて「区民の練馬区への愛着について」も調査した。
その結果、81.2%の人が「愛着を感じる」「どちらかというと感じる」と回答。多くの区民が区に愛着を感じていることが分かった。
そのほか、特に力を入れてほしい施策については、「医療体制の確立」が1位(昨年5位)、「高齢者福祉」が2位(昨年6位)と医療・福祉への注目が高い結果となった。
区は「区民の要望に応えられるよう、今後、医療体制の確立や高齢者福祉をはじめ、さまざまな施策に取り組んでいく」と説明する。