練馬区立びくに公園(練馬区東大泉2)多目的広場で5月11日、災害対応力の向上を図ることを目的に「練馬区総合水防訓練」が実施される。
これからの梅雨や台風シーズンを迎えるにあたり、局地的な集中豪雨が発生し石神井川で警戒水位を超え道路冠水や住宅・地下室への浸水被害が多数発生したことを想定して実施。
訓練内容は土のう積みなどの浸水防止工法訓練、浸水箇所から可搬ポンプでの排水訓練、石神井川の増水により浸水した家屋・車両に取り残された人の救助など、実践さながらの訓練が行われる。
毎年、区民や防災関係機関など約1000人が参加。同訓練を通じて、各防災関係機関や参加団体同士の連携を強化し、迅速かつ確実な災害対応体制の構築を図る。
会場には、はしご車の搭乗体験やパトカーや白バイの展示、ミニ防火衣の着用、ブロワー車による強風を体験できるコーナーなども設置する。「参加団体の連携を強化するとともに、区民の皆さんに、風水害への備えについて関心を持ってもらうことがとても重要なこと。今回の訓練に多くの方に参加してもらい、関心を持ってもらう機会になれば」と区担当者。
開催時間は10時~12時。入場無料。