![スマートフォンで映像が流れる様子](https://images.keizai.biz/nerima_keizai/headline/1406707698_photo.jpg)
練馬区は8月1日、AR(拡張現実)を使った「ねりま区報」を発行する。ARを使うのは創刊以来、初めての取り組み。
今回発行するのは「子ども向け リサイクル特集号」。紙面では清掃工場内でのゴミ処理の様子や粗大ゴミのリサイクルの流れを「写真」で説明しているが、ARを使ってさらに「動画」が再生される仕組み。動画を通じてゴミ処理の過程を分かりやすく紹介し、リサイクルに関心を持ってもらうのが狙い。
動画の閲覧にはスマートフォンやタブレット端末が必要。無料のアプリをダウンロード・起動し、ARマーカーの付いた写真にかざすと端末上で動画が配信される。
編集を担当した区職員は「子どもたちの目を引き、楽しく学べるよう写真を大きく掲載し、AR動画も音声付きのものを採用した。夏休みの自由研究にも役立ててもらえたら」と話す。
ARによる動画閲覧は8月31日まで。区ホームページでは同内容の動画を公開しており、こちらは期限終了後も閲覧できる。