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練馬を歌うシンガー・ソングライター、支援活動で紙手裏剣募る

忍者姿の谷修さん

忍者姿の谷修さん

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 練馬を歌うシンガー・ソングライター谷修(たにしゅう)さんが現在、9月26日・27日に宮城県・亘理町中央公民館で開催する「亘理忍者まつり」で使う紙手裏剣を募集している。

紙手裏剣の例

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 同イベントは谷修さんが企画する「亘理Happy Snow Project」の一環。阪神・淡路大震災で被災した谷修さんは、東日本大震災の被災支援で同町を訪れ、以来20回以上訪問。現地で歌を歌ったり、テニススクールで、寄付で集めたテニスラケットを持って子どもたちとテニスをするなど、さまざまな支援活動を続けている。

 昨年はこれまでの活動と志向を変え、自身が初出演した舞台「大江戸に降る雪」の公演を企画し同プロジェクトを立ち上げた。舞台で使う紙の雪作りも含めて、「延べ1000人以上の方々にプロジェクトに関わっていただいた」と谷修さん。

 今年は同プロジェクト第2弾として「亘理忍者まつり」を開催する。紙手裏剣は会場装飾や子どもたちに手渡すもので、紙は折り紙でもチラシでもいいという。同町の仮設住宅で住む人にも依頼し1500個近く集まっているが、東京では告知が遅れ100個近く集まっているという。

 受け取り方法は手渡しのほか、「22日に現地に入る都合、23日までに現地に送ってもらえれば」と呼び掛ける。送り先は、FMあおぞら(宮城県亘理郡亘理町字西郷140番地)「亘理Happy Snow Project」まで。

 同プロジェクトは谷修さんの個人負担で行っており、ホームページでは義援金も募集している。「協力いただいた手裏剣、義援金は亘理町の方々の笑顔に変え、ブログで報告することをお約束する」と谷修さん。「でも当日、亘理町に足を運んでいただければ一番うれしい」とも。

谷修さんは1977(昭和52)年大阪生まれ。東京に移り住んでから8年、練馬区に住み、「練馬を歌う」をキャッチコピーに練馬を舞台にした歌を多く制作している。

 同イベントの開催時間は、26日=12時~19時、27日=10時~16時。入場無料。

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