としまえん(練馬区向山3)に9月13日、都内初のストライダー専用コース「ストライダーエンジョイパーク」がオープンした。
全長120メートルで、障害物が設置されている芝生の専用コース。初めての子どもでも安心してストライダーで遊ぶことができる。利用に当たっては、ヘルメットと肘・膝当て、運動靴の着用が必要。ストライダーのレンタルも行っている。同パーク以外、施設内の乗車は不可。
ストライダーはアメリカ生まれの幼児向け自転車型遊具。ハンドル、サドル、タイヤのみの作りで、ペダルやチェーン、ブレーキ、補助輪は付いていない。足で地面を蹴りながら進み、自然にバランス感覚が向上する乗り物。日本では2009年から販売開始。公式レース「ストライダーカップ」も大人気で、自転車の入門用として子どものために購入するケースも多いという。
遊具のため一般公道での走行は禁止。公道でなくても駐車場など車が通る場所や急な坂道、転落の恐れがある場所では走行禁止としている。輸入代理店のストライダー・ジャパンは「子どもが走行中、保護者の方は必ずお子さまから目を離さないで」と呼び掛ける。
同パークの営業時間は10時~17時。営業日は土曜・日曜・祝日のほか学校休み期間。コース利用料は30分=200円、1時間=300円、3時間=500円(別途、入園料が必要)。レンタル料は30分=200円、1時間=300円、3時間=500円(ヘルメット、プロテクター付き)。