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練馬で「女性の健康」テーマの企画展-日大写真学科の女子学生も協力

写真展の様子

写真展の様子

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 練馬区役所本庁舎2階通路で2月28日から、女性の健康づくりを応援する企画展「こころがまぁるくなるじかん」が開催される。

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 厚生労働省が推進する「女性の健康週間」(3月1日~8日)の一環として、女性に健康の大切さを写真やパネル展示で伝える同イベント。区の担当者は「現代女性のライフスタイルは多様化が進み、ストレスの要因も増えている。ストレスは積み重なっていくと心身の健康に影響を与えるため、日ごろからのセルフケアが重要。そのため、セルフケアの方法を伝えるパネル展だけではなく、訴求効果の高い写真展も企画した」と話す。

 展示では「ストレスを解消しましょう」などの一般的な言葉では伝わりにくいと考え、ストレスが積み重なる状態を「とげとげ」しているとイメージし、「とげとげ」が解消された状態として「まぁるい」という言葉をタイトルに採用したという。

 パネル展は疾患の説明や受診勧奨などの文言はあえて入れず、普段の生活ですぐ取り入れられるようなセルフケアのみで構成する。深呼吸は「ふぅ~」、涙することは「ほろり」など、表現の仕方も工夫している。

 写真展は日本大学芸術学部写真学科が協力する。参加学生は女子5人でチームを組み取り組んだという。「こころがまぁるい」をどう表現するか、学生たちが自分で考え、担当教授と相談しながら撮影し、展示の仕方なども工夫している。学生たちは「家族の笑顔を撮っていて、あらためていつまでも元気でいてほしいなど健康のことを考えるきっかけになった」と振り返る。

 区の担当者は「忙しい女性の皆さまがちょっとした時間でできることや、普段していることが、実はきちんと意味があることだと知っていただけるような内容にした。写真展やパネル展を見ていただいた方々が、『こころがまぁるくなる』のはもちろん、自分や周りの健康を振り返るきっかけにもなれば」と呼び掛ける。

 展示時間は8時30分~17時15分(最終日は12時まで)。入場無料。3月13日まで。

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