練馬区役所本庁舎2階通路で、禁煙を応援するパネル展「禁煙予報」が始まった。
禁煙週間(5月31日~6月6日)の一環として禁煙を応援する同展。たばこの健康への影響については広く知られるようになったが、なかなか止められない人も多いという。
同展では、禁煙すると実際に身体や気持ちにどのような変化が起きるのか、どういった対応がいいのかを「天気予報」になぞらえて解説している。たばこが喫煙者だけでなく、受動喫煙として周囲にも害を及ぼすことは広く知られているが、パネルの制作にあたってはたばこの害の内容はあえて避けた。喫煙者から実際にどういった言葉なら心に響くのかを確認しながら言葉の表現や色遣いなどを工夫した。
パネルを制作した区担当者は「禁煙を実行し継続するのは、まわりが思っている以上に簡単ではない。喫煙者に対して、禁煙と言うと煙たがられてしまうので、まずは読んでもらうことが大切。気軽に読んでもらい、いつか禁煙をするきっかけになれば」と話す。
展示時間は8時30分~17時15分(最終日は12時まで)。入場無料。6月11日まで。