西武鉄道で6月5日、電車の中にDJブースやスピーカーを設置しクラブイベントを楽しめるEDM（Electronic Dance Music）トレイン「SEIBU RAILWAY PRESENTS ageHa（アゲハ） TRAIN」が運行され、多くの参加者が乗車した。

CYBERJAPAN DANCERSが参加者を出迎え

　新木場の「STUDIO COAST」（江東区）が主催するクラブイベント「ageHa（アゲハ）」とのコラボ企画で、同日と明日6日の2日限定で運転する同電車。イベント発表後、「西武線が始まった」「すごいコラボだけど全くどうなるのか」（以上、原文ママ）などネットでも話題となり、2日間のチケットは売り切れとなった。

　この日の参加は約480人。男女比は1対1。駅には発車１時間前から参加者が集まり始め、駅係員が案内に奮闘する様子も見られた。

　臨時電車がホームに到着すると参加者のテンションも上昇。電車は時間通りに発車し、「この電車はアゲハトレイン臨時電車です」とアナウンスが流れると車内には笑いが。電車が小竹向原駅を過ぎると車内照明が消え、特別に用意されたLEDライトが車内を照らし、音楽がはじまった。

　担当DJは札幌を拠点に活動するDAISHI DANCEさん。音楽が響くと車内のボルテージは最高潮に。DJブースを配置した車両には入場規制がかかった。車両は参加者のダンスで縦揺れし、車内は熱気に包まれていた。

　参加者は「今日はインターネットで知って友達といっしょに参加した。思ったよりも音が良くて楽しかった。また参加したい」と話す。新木場に到着した参加者たちはその後、続いて用意されたカップリングイベントとクラブイベントに向かった。