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練馬・大泉橋戸公園で田植え作業 小学生児童が手植え

田植えの様子

田植えの様子

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 練馬区立大泉橋戸公園(練馬区大泉町2)内の水田で6月10日・13日、地元小学校3校の児童たちが田植え体験を行った。

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 「地域の風景を復元してほしい」との要望を受け、2012年に区が「橋戸田んぼ」として整備し、近隣小学校や地域団体から親しまれている同水田。園内に残る弁天池の湧き水を活用し、白子川流域で行われていた水田を復元。水田面積は230平方メートルで6枚の田んぼに分かれている。

 開設以来、周辺の大泉第一小学校、大泉北小学校、橋戸小学校の児童が毎年稲作体験を行ってきた。本年度は10日に大泉北小学校106人、13日に橋戸小学校80人、大泉第一小学校57人(いずれも5年生)の児童が田植えを行った。

 当日は、水田を管理する「橋戸水田自主管理会」があらかじめ園芸用ポットで育てた苗を、児童が田んぼに入って手で植えた。「苗が倒れないようしっかり押し込んで。足が抜けなくなったら、かかとやつまさきを持ち上げると抜ける」などアドバイスを受けながら、児童は慣れない泥の中での作業に奮闘した。

 泥に足を踏み入れ「予想よりやわらかい」「こけそう」と動揺していた子どもたちも、田んぼから上がる頃には「面白い体験ができた」「もう一回やりたい」と笑顔を見せていた。

 秋には稲刈り体験も行い、収穫したお米を味わう予定という。

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