練馬駅北口近く、平成つつじ公園(練馬区練馬1)でツツジが咲き始め、訪れる人たちの目を楽しませている。
同園のみで見ることができる品種「練馬の鏡」(26日現在、蕾の状態)
1994年開園の同園では、8800平方メートルの敷地に約600品種約1万6000株のツツジが栽培されており、都内最大級の規模を誇る。
園内には、久留米ツツジ系が多く植えられており、花色も純白・濃赤・絞り模様などバラエティーに富んでいる。樹齢100年を超えるツツジや高さ3メートルを超えるものなどの大株も数多く植えられているほか、平戸系、霧島系、さつき系、野生種、アザレア、シャクナゲ、五葉つつじなども楽しむことができる。
同園のみで見ることができる品種「練馬の鏡」も栽培。福岡県久留米市の育成者の協力により久留米市世界つつじセンターが同区のために命名したツツジで、「花は一重で、淡い丹紅色をしているのが特徴」という。
今月29日には、同園で「練馬つつじ祭り」を開催。模擬店、フリーマーケット、ステージショー、サワガニプレゼント、抽選会などが行われる。開催時間は10時~17時。