光が丘なかよし児童館(練馬区光が丘2)に2月3日、節分の赤鬼と青鬼が登場し、約130人の来館者が新聞紙で作った豆を投げ鬼退治を行った。
子どもたちに季節の伝統行事を楽しんでもらいたいと児童館職員が発案し、20年以上続く同館の人気行事。どてら姿の鬼は秋田県の「なまはげ」を連想させ、年季の入ったお面は迫力が増しているという。
鬼の登場に驚いて思わず泣き出した須永結菜ちゃん(1)の母親・沙也花さんは、「家ではここまで凝った鬼の演出はなかなかできないので、季節の行事を楽しめる良い機会」と話していた。
鬼は同館以外にも、光が丘地域の保育園・幼稚園・学童クラブ・高齢者センターなど15カ所を自転車で回り、豆だけでなく地域住民の注目も浴びていた。