練馬・石神井氷川神社（練馬区石神井台１）で5月20日、「色んなもの、色んな人がつながること」をテーマにしたイベント「井のいち」が開催される。主催は井のいち実行委員会。

台風の影響で大雨となった昨年の「井のいち」

　今年で2回目の開催。2009年に石神井、井草、井荻など「井」がつく地域、および大泉の個人店やクリエーターが立ち上げたフリーペーパー「井」がきっかけとなり、年々仲間が増え、昨年同イベントを初開催した。

　昨年は、台風の影響であいにくの大雨となったが、口コミで多くの来場者が訪れ、商品が完売する店舗も。場所柄、神社で行われたこともあり、参加した店などからは「神秘的な雰囲気になった」との声も聞かれた。

　当日は、クラフト・食品販売のほか、神楽殿で音楽演奏などのパフォーマンス、「井のいち」スタッフらが選んだおすすめの書籍や絵本が閲覧できる「森の美術館」、ワークショップなどの各種イベントを展開する。

　ワークショップは、音楽家・津田貴司さんの石神井公園を歩きながら豊かな音風景に出合う「みみをすます」をはじめ、「tupera tupera」さんによるお面作り「森のへんてこ動物パレード」、ちひろ美術館による「ちひろの水彩技法体験ワークショップ」など。

　「昨年の開催から1年たち、実行委員のメンバーが増えたおかげでより多くのアイデアが集まった」と同実行委員。「今年は、より主催者、出展者、来場者がゆるくつながれることを意識したイベントを目指す」とも。

　開催時間は9時～16時。雨天決行。