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演劇ユニット「私立大泉学園」が気象イベント 観測所や気象衛星センター見学

アメダス観測所を見学する様子

アメダス観測所を見学する様子

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 演劇ユニット「私立大泉学園」が8月27日、アメダス観測所などを巡る気象観測イベントを行った。

気象衛星センター見学の様子

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 同ユニットは、アニメの街・大泉学園を起点に西武鉄道沿線をキャンパスとし地域密着で活動するガールズグループ。演劇のほか、地域や企業とタイアップした部活動を展開する。同イベントは普段、気象観測や予報に関する座学を学んでいる気象部が主催企画した。

 この日は西武バスを貸し切って行われ、部長の井戸川桃花さん、秋吉彩江さん、岡田夏生さん、宮島夏恋さん、広瀬道琉さん、むらおらむさんのメンバーのほか、日本気象協会から気象予報士の藏田英之さんと堀江祐圭さん、MCにフリーザものまね芸人のBAN BAN BAN山本正剛さん、一般の親子が参加した。

 大泉学園駅を出発し、石神井松の風文化公園内にある気象庁のアメダス観測所へ向かった。同所では、藏田さんから気温・風向き・風速、降水量、日照時間などを計測していることや、同様の観測所が全国で約850カ所あり、降水量だけを観測するものも加えると約1300カ所あるなどの説明を受けた。

 「このように芝生があって、周りの建物に影響されない場所に観測所があると安定した観測ができる。ちなみに東京では練馬の一番気温が高い」とも。

 続いて気象衛星センター(清瀬市)へ向かう間は車内で気象クイズを実施。同センターでは、気象衛星ひまわりからの映像やスーパーコンピューター、体験コーナーなどを見学した。

 参加したメンバーは「勉強してきたことを実際に見たことで、より興味が深まり、もっと勉強したいと思った」(井戸川さん)、「今まで習ったことやバスで復習したこととか、私でも知っていることがあって鼻が高くなった。これからも詳しくなりたい」(岡田さん)、「今日は実際にアメダス観測所を見ることができて楽しかった」(秋吉さん)、「見たり体験したり、とても盛りだくさんな一日で思い出になった。これからも勉強を頑張りたい」(宮島さん)、「気象衛星センターで雲を作る体験コーナーで楽しめた」(広瀬さん)、「初めての参加だったが、分かりやすい説明で楽しく学べて記憶に残るイベントだった」(むらおさん)と、それぞれ感想を話した。

 藏田さんは「何かを知る時にただ本を読むことや、誰かに教えてもらうだけでなく、今日のように実際に見に行ってみる、やってみることは大事。今後も頑張っていきましょう」とげきを飛ばした。

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