梅雨の晴れ間が広がり全国各地で真夏日となった7月10日、練馬では今年一番の暑さとなる32.9度を記録した。
9日は最高気温30.8度。11日も11時に30度を超えて、3日連続で30度超えを記録。そうした中、練馬区保健予防課は同日、ホームページで熱中症への注意を呼び掛けている。
熱中症になりやすい人は、乳幼児や高齢者、糖尿病・慢性腎臓病・高血圧など慢性疾患を持つ人、肥満や屋外で長時間作業する人とし、熱中症を防ぐ方法や応急処置の方法、関連サイトの紹介のほか、熱中症予防のチラシもPDFファイルでアップしている。
「チラシは一般の方向け、子ども向け、高齢者向けなどを用意しているので、プリントアウトして活用してほしい」と同区担当者。
「湿度と気温差のある梅雨時期は、体もだるくなりやすく熱中症が発症しやすいので気を付けてほしい。梅雨明け時も体の準備ができていない状態で気温が一気に上がるので注意が必要」とも。
練馬のアメダス観測所は、武蔵大学・江古田キャンパス敷地内に設置。気温、日照時間、降水量、風向、風速の観測を行っている。