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練馬のヒーロー「ネクロマン」海外デビュー?-縁が生んだ奇跡の撮影

「ネクロマン」撮影風景

「ネクロマン」撮影風景

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 練馬を中心に活動するヒーロー「亡装遺体(ぼうそういたい)ネクロマン」の短編映像の撮影が7月18日、練馬白山神社(練馬区練馬4)で行われた。

 監督はイギリス人のニール・ネルソンさん。イギリスでは、ゾンビ映画「28週後...」でカメラマンを務めたほか、映画「007」シリーズの23作目「007 スカイフォール」やロン・ハワード監督の「Rush」でスタントマンを担当するなど、多岐にわたり活躍している。

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 「亡装遺体ネクロマン」は、ウェブマガジン「ヒーロークロスライン」に連載されていた漫画で、松本久志さんの作品。同サイトのヒーローを使ってイベント活動を行っているエンターテインメント企画団体「プロジェクトエンジン」(桜台)は現在、ネクロマンを使って防災啓蒙活動を同区内で行っている。

 今回の撮影が実現したのは同団体のメンバーがイギリス留学中にニールさんと出会ったことがきっかけ。たまたま観光で日本に来るニールさんに企画を持ちかけ、急きょ撮影を行うことになったという。急な撮影となったため撮影スタッフは少な目となったが、音響はミュージシャンで日本に留学で来ているスペイン人のトニ・トーレスさんなど多彩なメンバーがそろった。

 撮影場所は国の天然記念物に指定されている大ケヤキで有名な練馬白山神社。「防災啓蒙活動で地域の祭りに参加したことがきっかけで商店街の人と出会い、この縁で撮影場所として提供いただいた」と同団体の森丘さん。撮影は一日がかりで行われ、休憩時間には見学に来た子どもたちと触れ合う場面も見られた。

 監督のほか、カメラマン、スタント、役者として参加したニールさん。猛暑の中、撮影を終えて、「疲れた」と笑顔で一言。「イギリスでも似たようなコスチュームを着て撮影したことがあるが、こんなに前が見えないものは初めて。これを着てアクションができれば何でもできると思う」と感想を述べた。「日本人がこのようなクオリティーの高いコスチュームで映像作品を作っているのはいいこと。イギリスの制作現場では見られない」とも。

 完成品は帰国後、編集・特殊効果などを加えて、2、3カ月後にウェブで公開するという。「練馬で撮影したネクロマンの作品が海外でどのように広まっていくか楽しみ」と森丘さん。

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