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練馬・江古田駅に上田市アンテナショップ 石神井から移転

「信州上田物産館 NERIMA UEDA Base」オープニングイベントの様子

「信州上田物産館 NERIMA UEDA Base」オープニングイベントの様子

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 長野県上田市のアンテナショップ「信州上田物産館 NERIMA UEDA Base」が10月6日、西武池袋線・江古田駅南口併設の施設(練馬区旭丘1)に移転オープンした。

多くの人でにぎわう信州上田物産館

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 練馬区と同市は友好都市と災害時応援協定都市となっており、同店は市内3商工団体との連携で2022年10月、特産品の販売のほか区民との交流の場となることを目指して石神井町七丁目の住宅街にオープンした。

 石神井公園駅から距離があることから客足が伸びず、区との話し合いで移転を検討していた。同施設は区が所有。豊島・中野区境に近い。周辺には3つの大学があり駅の利用者が多く、店前の駅前広場ではイベントを行うこともでき、PRにつながると移転が決まった。

 この日はオープニングイベントを開き、土屋陽一上田市長と前川燿男練馬区長が参列。テープカットを行ったほか、「信州太郎ぽーく」の串焼きを販売したりりんごジュースの試飲などを行ったりした。店頭には多くの人が特産品を買い求めて列を作っていた。同市観光協会のキャラクター「真田パパ丸」と同区公式アニメキャラクター「ねり丸」も参加し写真撮影に応えていた。

 土屋市長は「練馬区の温かい支援と理解でこの施設を借りることになった。今日は10時ごろに到着し街の周辺を歩いて見て回り、大学が多く商店街もしっかり発展していると感じた。ここを拠点として上田の良さを知ってもらえるとありがたい。皆さんと交流できることを楽しみにしている」と話した。

 前川区長は「少々手狭な施設ではあるが、にぎわいのある駅前で以前より良い立地。地域の商店街からも移転を歓迎する声が上がっている。地域の皆さんと協力して江古田の新たな一員として末永く定着してほしい」とエールを送った。

 同店では、上田市の特産品である「信州太郎ぽーくのおやき」、果物や野菜、そば、地酒やワイン、パン、信州みそなどを販売する。営業時間は11時~18時。火曜定休。

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