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練馬区立美術館で「棚田康司展」-気鋭彫刻家が東京の美術館で初の個展

「少年」 2006 樟(くすのき)材の一木造りに彩色、毛糸 116×55×35cm 撮影:宮島径
© TANADA Koji / Courtesy Mizuma Art Gallery

「少年」 2006 樟(くすのき)材の一木造りに彩色、毛糸 116×55×35cm 撮影:宮島径 © TANADA Koji / Courtesy Mizuma Art Gallery

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 練馬区立美術館(練馬区貫井1、TEL 03-3577-1821)で9月16日、「棚田康司-たちのぼる」展が始まった。

 木材彫刻による少年少女の像を彫り続けてきた彫刻家・棚田康司さん。日本古来の木彫り技法である「一木造り」を用いて、独特な存在感を放つ像を制作し、次世代を担う彫刻家として注目されている。

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 棚田さんは1968(昭和43)年、兵庫県明石市生まれ。1993年、東京造形大学造形学部美術学科2類(彫刻)卒業。1995年、東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了(深井隆研究室)。2001年、文化庁芸術家在外研修員としてドイツ・ベルリンに7カ月滞在。2005年、「第8回岡本太郎記念現代芸術大賞」特別賞受賞。2010年、「第20 回タカシマヤ美術賞」受賞。

 棚田さんにとって東京の美術館では初個展となる同展。大学院修了作品から新作のほか、制作過程のスケッチなども含め、一連の作品群を網羅する。

 「『たちのぼる。』という言葉は、煙のイメージから湧き出たもの。新作のタイトルに由来するものだが、煙のようにゆらゆらと揺れながら、天空へ昇っていく少年に、あらゆる試練に遭遇しつつも、1人の人間として上昇するイメージ、また上昇してほしいという思いを集約している」と同館広報担当。「本展を通して、棚田の作品世界に触れていただくと同時に、現代美術における木彫りの一側面を捉える機会となれば」とも。

 会期中、関連イベントとして棚田さんによるギャラリートークや木彫り体験ができるワークショップ、声優・銀河万丈さんによる読み語りのほか、さまざまなゲストによる講演会も予定。いずれも事前申込制で抽選。申込方法はホームページで確認できる。

 開館時間は10時~18時。月曜休館(祝日の場合は火曜休み)。観覧料は一般500円ほか。11月25日まで。

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