練馬駅近く練馬文化センター(練馬区練馬1)で12月23日、早稲田大学合唱団による「第57回定期演奏会」が開催される。
同合唱団は1953(昭和28)年に誕生した同大の公認サークル。「60年前、『音痴歓迎』という強烈な宣伝を掲げ、楽譜の読み方すら分からない人たちが集まって男女混声合唱団体を立ち上げたのがきっかけ」と総務・平岡綾香さん。
「今では楽譜を読めないということはないが、大学から合唱を始めた人の割合が高く、何よりも歌を楽しむ心を大事に、またそれを聞いてくれるお客さまの心に届くよう音楽を表現することに一生懸命な団体」といい、メンバーは同大のほか、他大学の学生も在籍する。4年前に団員数が100人を超え年々拡大を続ける人気サークルとなっている。
毎年、夏と冬の年2回、メーンイベントとしてコンサートを開催。例年夏は郊外で、冬は都内および近郊で行っており、今年の夏は長野県民文化会館ホクトホールでサマーコンサートを開催した。
練馬文化センターでの開催は2回目。構成ステージは「いまぼくに」(信長貴富作曲)、「鎮魂の賦」(上田真樹作曲)、「ジブリ名曲選」、「水のいのち」(高田三郎作曲)の4ステージ。毎年、ポピュラーステージとして合唱曲以外の曲を演奏している。今回は第3ステージでスタジオジブリの名作映画の中から、誰もが知っている曲を集めた「ジブリ名曲選」を演奏する。
開場17時、開演17時30分。料金は前売り=500円、当日=800円(事前申し込み不要)。前売り券の購入方法はメール(teienyoyaku@gmail.com)、または電話(070-6516-1108)で受け付け、名前・人数を伝え当日、前売り価格で購入できる。全席自由席。