練馬を中心に活動するヒーロー「ネクロマン」に3月3日、防火防災の啓発活動に貢献したとして品川消防署から感謝状が贈られた。
今月1日~7日の「春の火災予防運動」期間中、品川シーサイドフォレストで同署が実施したイベント「品川ファイアーフェスティバル2013」に参加したネクロマン。東京消防庁のマスコット「キュータ」、大崎西口商店街の「大崎一番太郎」「ノン子」、地元オーバルガーデンの「オーくん」「バルちゃん」も参加した。
会場では、防火衣を着て子どもたちと消火体験に参加したほか、キュータをお姫様抱っこし、参加者へ防災に対する心得を伝え、ポンプ車の上でポーズをとって写真撮影に応えたりするなどで会場を盛り上げた。
イベント終了後、島津幸廣署長から感謝状を受け取ったネクロマンは「大崎一番太郎が受けると聞いていたので、自分の分も用意されていてとてもうれしい」と笑顔で振り返る。「感謝状には『ネクロマン様』と書いてあるが、自分は代表で受け取っただけ。これまで、応援してくれたファンや関係者など、皆で受け取ったものだと思っている」とも。
「今回は、普段から仲のいい大崎一番太郎のつながりで品川のイベントに参加できたが、いずれ練馬区のイベントでも協力できれば」とネクロマン。「ただ、火事・災害はいつどこで起こるかわからない。東日本大震災の時もたくさんの帰宅難民が出たことから、自分が住んでいる街や区だけでなく日本全体で防火防災への意識を高め、未来ある子どもたちのためになる活動をしたい」と話す。