練馬駅北口近くの「平成つつじ公園」(練馬区練馬1)でツツジが満開となり、訪れる人たちの目を楽しませている。
8800平方メートルの敷地に約600品種約1万6000株のツツジが栽培されており、都内最大級の規模を誇る。
ツツジの種類は久留米ツツジ系が多く、花色も純白・濃赤・絞り模様などバラエティーに富んでいる。樹齢100年を超えるツツジや高さ3メートルを超えるものなどの大株も数多く植えられているほか、平戸系、霧島系、さつき系、野生種、アザレア、シャクナゲ、五葉つつじなども楽しむことができる。
1994年の開園記念で「練馬の鏡(かがみ)」と命名された久留米ツツジの新品種も栽培している。久留米市世界つつじセンター(福岡県)が同区のために命名したツツジで、同市の育成者の協力により作り出された。「花は一重で淡い丹紅色をしているのが特徴」という。
今月29日には「練馬つつじ祭り」を開催。模擬店、ステージショー、サワガニ・ドジョウ・ザリガニプレゼント、小学生写生大会、抽選会などを行う。開催時間は10時~17時。