大泉のシネマコンプレックス「T・ジョイ大泉」(練馬区東大泉2)で8月4日、劇場版「獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック」の舞台あいさつが行われた。
大歓声の中、客席上段からキャストが登場した。この日登壇したのは竜星涼さん、斉藤秀翼さん、金城大和さん、塩野瑛久さん、今野鮎莉さん、丸山敦史さんのほか、坂本浩一監督。
見どころについて、坂本監督は「初めから終わりまで全部。アクションも歌も芝居も頑張ったし、濃厚な撮影期間で頑張った作品なので最初から最後まで瞬(まばた)きせずに見てほしい」と話すと、「全て言われてしまいました」と竜星さん。
歌については、斉藤さんは雨で撮影待ちの際、金城さん、塩野さんと3人で「この歌むずかしいんじゃない」と必死で2時間練習したにもかかわらず、「撮影が始まっても誰も歌えなかった」と撮影秘話を紹介。今野さんは「人前で歌うのが苦手だったので、監督にも見られているし恥ずかしかった」とも。
竜星さんから「でも機械の力はすごいよね」と振られると、丸山さんは「僕は機械に頼らなくてもよかったが、音響さんから『機械との相性が合うよね』と、機械に全面的に頼らせていただいて低音ボイスが響き渡っております。お楽しみに」と話した。
最後は、同作のダンスを披露し会場を盛り上げた。
同作は、恐竜をモチーフにしたスーパー戦隊シリーズ第37作「獣電戦隊キョウリュウジャー」の劇場版。キョウリュウジャーと獣電竜復活を狙う謎の戦騎デスジュウジャーとの戦いが繰り広げられる。同シリーズとしては初のミュージカル映画で、戦士たちや巨大ロボが愉快に踊るシーンもある。上映時間30分。「劇場版 仮面ライダーウィザード in Magic Land」と同時上映。
公開スケジュールは同館ホームページで確認できる。