西武池袋線・石神井公園駅の駅ナカ商業施設「エミオ石神井公園」が10月1日、プレオープンした。
同施設は西武プロパティーズ(埼玉県所沢市)が施設開発および運営を行う9番目の施設。施設内に全19店舗がオープンする。
同駅西口改札前にオープンする「食品館イトーヨーカドー石神井公園店」は、駅ナカ商業施設へ出店するイトーヨーカドーとしては、練馬高野台店(高野台1)に続き2店目。一般的な食品スーパーの半分以下の店舗面積(約800~1000平方メートル)を基本フォーマットとする都市型小型スーパーという同店。食品館で初の取り組みとして10店舗の専門店やイートインコーナーのほか、イトーヨーカドーでは初めてセブンカフェを導入する。
「石神井公園はファミリー層が多いほか、高級住宅にお住まいの方や感度の高いセレブ女性もいることから上質商品を強化している。日中、夜と時間帯ごとに売り場を楽しめる店」と同店店長・大鷲さん。
駅近隣には大型スーパーがいくつか存在しており、「今まではエリアごとにあるスーパーを利用されていたライフスタイルだと思うが、駅前の再開発が進むことによって東西南北の交流が栄えると考えている。その中心にわれわれが出店したことで駅を降りる方には一番近いが、逆にご自宅からは一番遠い店になる。他店を通り抜けてでも来ていただけるような商品やサービスを提供していきたい」とも。
石神井セレクションとして約40アイテムの商品も用意し、「いろいろなお客さまがいらっしゃるのでわれわれが自信を持っておすすめできるという意味で石神井セレクションという形で提供する。当店限定だが好評であれば別店舗にも展開する可能性も」とも。
イトーヨーカドーのほか、カフェ「元町珈琲」、服飾雑貨「ブルー ブルーエ」などが出店。
この日、12時から一般客向けにプレオープンを行った。オープン前にはすでに列ができており近隣の注目度も高いことがうかがえる。明日2日はオープニングセレモニーを行った後、10時に一斉オープンする。営業時間は店舗により異なる。