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練馬区役所で「さつき展」-樹齢70年など40鉢展示

展示の様子

展示の様子

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 練馬区内の農家が育てたサツキが見頃を迎え、練馬区役所でサツキの盆栽が展示されている。

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 練馬区といえば練馬大根やキャベツなどの生産で知られるが、「練馬模様木」という名の表現方法があるほど古くからサツキ盆栽の成育が盛ん。針金などを用いて枝ぶりを曲げ、独自の風合いを醸し出す「練馬模様木」は、その洗練された立ち姿からサツキファンの間でも人気が高く、かつてのサツキブームでは一世風靡(ふうび)したという。

 サツキに大きく美しい花を咲かせるためには温度管理、肥料のやり方、剪定(せんてい)など、きめ細やかで高度な技術が必要とされる。展示されるサツキの中には直径1メートル、高さ1.5メートルを超えるものや、樹齢70年を超えるものもあり、色とりどりの花を咲かせている。会場では約40鉢を展示する。

 区役所を訪れていた親子連れは「ここまで育てるのは大変でしょうね。とてもきれい」と見入っていた。

 展示は5月27日まで。

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