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練馬区立美術館で俵有作展-海外人気作家、国内の美術館で初展示

瑞雲曼荼羅 2002年 43.9×27.3センチ

瑞雲曼荼羅 2002年 43.9×27.3センチ

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 練馬区立美術館(練馬区貫井1、TEL 03-3577-1821)で現在、俵(たわら)有作展「水墨の波動」が開かれている。

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 俵有作(1932年~2004年)は日本の古玩具・古民具の収集家で、何冊もの研究書を執筆した古玩具研究者としての一面のほか、水墨を基調としたドローイング作品を発表し続けた作家。

 練馬区に長年暮らしたゆかりの作家ではあるが、国内より海外で高い人気と評価を得ている。同展もインディアナポリス美術館(米国インディアナ州)、アジア・ソサエティ(同テキサス州)を巡回しての凱旋(がいせん)展であると同時に、国内の美術館では初めての展覧会となる。

 絵は独学で学びその作品は、芹沢けい介(「けい」の字は金へんに圭)や猪熊弦一郎らに愛された。俵の作品は、あるものは書を想起させ、またあるものは山水画、そして仏画をイメージさせるという。「レオナルド・ダ・ヴィンチを慕い、南宋(なんそう)山水画に遊び、アンリ・ミショーを想(おも)う。静かな観念世界を墨の濃淡と微妙な筆致で現出させる希少な美術家と言える」と同館担当者。

 期間中、木漆工芸家・土岐千尋さん(12月13日)、民芸研究家・尾久彰三さん(来年1月10日)によるゲストトークを行う。いずれも事前申し込み不要。

 開館時間は10時~18時。月曜休館(祝日の場合は翌日、12月29日~来年1月3日休館)。入館料無料。来年2月8日まで。

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