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練馬高野台駅で小学生が作曲した発車メロディー披露

電車を見送る石原卓蒔くんと向谷実さん

電車を見送る石原卓蒔くんと向谷実さん

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 西武池袋線・練馬高野台駅で1月31日、小学生が作曲した発車メロディーが披露された。

記念式典の様子

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 作曲したのは、上りが石原卓蒔くん(小学3年)、下りが千葉慎之介くん(小学2年)。この日は記念式典が行われ、石原くんと編曲を担当した音楽プロデューサー向谷実さんが出席した。千葉くんは残念ながらインフルエンザで欠席だった。

 石原くんが作ったメロディーのタイトルは「たのしい場所」。将来、電車の運転手になりたいという石原くんは「西武の電車が大好きで、駅に来ると楽しい気持ちになる。電車に乗ってもっと楽しい場所に向かって行くようなイメージで作った。今日からたくさんの人に僕と慎之介くんの作った曲を聴いてもらえるのでうれしい」と話した。

 千葉くんが作ったメロディーのタイトルは「きれいな川」。「駅の近くの石神井川がとてもきれいで、2羽のカモが一生懸命泳ぎながら遊んでいるところを見てその風景をイメージして作った」とコメントを寄せた。

 小学生の曲を編曲したのは初という向谷さんは「上りは朝の通勤・通学などに利用されることを考えて、人が比較的落ち着きにくい3拍子でアレンジしている。逆に下りは落ち着いて帰ってもらうため4拍子で制作。その中で、それぞれ豪華な部分や聞かせる部分を盛り込んでいる。2人がいいメロディーを作ってくれたおかげで、この駅にふさわしいメロディーになったと思う」と話した。

 2人の発車メロディーは正午から下り、上りの順で変更され、石原くんは自分が作った発車メロディーで電車を見送った。

 同発車メロディーは昨年西武グループが募集したキャンペーンで、219人の中から「発車メロディーを作りたい」という石原くんと千葉くんの夢をかなえたもの。2人の発車メロディーは当分の間、利用される。

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