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東大泉・牧野記念庭園の桜、間もなく見ごろに

庭園入口のオオカンザクラ

庭園入口のオオカンザクラ

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 牧野記念庭園(練馬区東大泉6)のオオカンザクラとカンヒザクラが間もなく見ごろを迎える。

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 「日本の植物学の父」と呼ばれた世界的植物学者・牧野富太郎博士の練馬区の住居跡を整備した同園。園内には300種類以上の草木類を植栽し、スエコザサ、センダイヤ(サクラ)、ヘラノキなど、学術的にも珍しい貴重な植物も多数見ることができる。

 現在、オオカンザクラは6分咲き、カンヒザクラは間もなく開花し、3月18日~25日にかけて見ごろのピークとなる見込み。オオカンザクラとカンヒザクラは庭園にある桜のうちで最も開花が早く、庭園に春の訪れを告げる花という。

 丸く淡紅色の花を咲かせるオオカンザクラは庭園入り口にあり、訪れる人々を出迎える。濃い赤紫色の花が特徴のカンヒザクラは、おととし倒木した同樹木の後継樹として、練馬区内の樹木育成場から移植されたもの。開園時から続く美しい花を再び楽しむことができる。

 今後、同園ではソメイヨシノやミシマザクラのほか、牧野博士が命名したセンダイヤやヤマザクラ、マナヅルザクラ、ウスガサネオオシマなどの桜が次々と見ごろを迎える。

 開園時間は9時~17時。火曜休園(祝日の場合は翌日)。入園無料。

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