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練馬・牧野記念庭園記念館で資料展「関根雲停」 夏の植物を中心に展示

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 牧野記念庭園記念館(練馬区東大泉6)で6月13日から、資料展「関根雲停(せきねうんてい) 牧野富太郎の植物画コレクションより」が開かれる。

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 同園は、世界的な植物学者で練馬区に居を構え「日本の植物学の父」と呼ばれた牧野富太郎博士の住居跡を整備したもの。園内には300種類以上の草木類が植栽されており、スエコザサ、センダイヤ(サクラ)、ヘラノキなど、珍しく学問的にも貴重な植物も多数見ることができる。

 牧野博士は生涯にわたる植物分類研究でさまざまな植物画を収集し、今回はそのコレクションの中から関根雲停(1804~1877年)の植物画を紹介する。主に夏に見られる植物を描いた絵画(複製)23点と関連資料を展示する。

 関根雲停は、江戸後期に活躍した動植物画を得意とした絵師で、大名や旗本がその絵を競って求めるほど評判が高かったと言われている。「牧野博士も、雲停が描く対象の本質をすばやく見抜ぬき、たちどころに絵をなす様を絶賛していた」と同館担当者。

 開館時間は9時~17時。火曜休館(祝日の場合は翌日)。入館無料。7月5日まで。

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