暮らす・働く

練馬で防災イベント 阪神・淡路大震災を教訓に、子どもたちに啓発

作文朗読(昨年の様子)

作文朗読(昨年の様子)

  • 0

  •  

 練馬駅北口のココネリホール(練馬区練馬1)で1月17日、防災イベント「灯(とも)そう!心のあかり」が開かれる。主催は「心のあかりを灯す会」

[広告]

 阪神・淡路大震災が起こった1月に毎年開いている同イベントは今回で16回目。区内の小学生による阪神・淡路大震災の被災体験の朗読劇やユーモアあふれる防災人形劇など、子どもたちもわかりやすく防災を学べる内容となっている。

 朗読劇は震災で被災し、当時小学生だった児童の書いた作文を区内の小学校児童が朗読する形で当時を振り返る。人形劇は子どもたちに地震の怖さだけでなく、災害用伝言ダイヤル、家具転倒防止の啓発、備蓄の大切さ、避難拠点での暮らしなど身を守る術や備えの大切さを、ユーモアを交えながら伝える内容となっている。

 このほか、練馬区公式アニメキャラクターのねり丸が参加する防災クイズやシンガーソング・ライター「REN」さんによる手話を交えた合唱などを行う。

 「心のあかりを灯す会」は区内小中学校PTAなど保護者が中心となり、防災に関するさまざまな活動を通して子どもたちに命の大切さや人への思いやりを伝えている団体。普段は区内の小学校、幼稚園、保育園などに区職員と出向き、人形劇、紙芝居などを使った防災教育を行っている。

 開催時間は11時~12時。入場無料。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース