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練馬区立美術館で「池田龍雄展」 20年ぶりの回顧展

「巨人」(1956年、インクほか・紙) 東京国立近代美術館蔵

「巨人」(1956年、インクほか・紙) 東京国立近代美術館蔵

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 練馬区立美術館(練馬区貫井1)で4月26日から、「戦後美術の現在形 池田龍雄展-楕円幻想」が開かれる。

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 日本の戦後美術を代表する画家、池田龍雄さんの回顧展となる同展。同館では1997年に「池田龍雄・中村宏」展を開催しており、今回は20年ぶりの回顧展となる。

 池田さんは1928(昭和3)年、佐賀県伊万里市に生まれた。1948(昭和23)年、画家を目指して上京、岡本太郎や花田清輝らの「アヴァンギャルド芸術研究会」に参加。以後、文学、演劇、映像と、さまざまなジャンルが横断的に繰り広げられる戦後美術の中で自らの制作活動を展開する。

 同展では90歳を目前に控えた今もなお、個人として厳しく社会と向き合いながら宇宙の成り立ちを想像する池田さんの画業を通して、戦後美術の現在形に迫る。

 開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。観覧料は、一般=800円、高大学生・65~74歳=600円、中学生以下・75歳以上無料。月曜休館(祝日の場合は翌日)。6月17日まで。

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