プレスリリース

グロービス、世界最大の独立系PR&コミュニケーション会社エデルマンと特別セミナーを共催 25周年を迎える「エデルマン・トラストバロメーター」、日本で最新調査結果を発表

リリース発行企業:株式会社グロービス

情報提供:

株式会社グロービス(本社:東京都千代田区、代表取締役:堀義人、以下グロービス)は、3月17日、グロービス経営大学院東京校にて、エデルマン(本社:米国ニューヨーク、CEO:リチャード・エデルマン)と共催による特別セミナーを開催しました。

当日は、エデルマンCEOのリチャード・エデルマン氏が来日し、グロービス代表の堀義人と共に登壇。「The Crisis of Grievances(不満と憤りによる信頼危機)」をテーマに、現代社会における信頼の課題について議論を交わしました。




本セミナーでは、エデルマンが2000年から25年間にわたり28か国33,000人以上を対象に実施してきた信頼度調査「エデルマン・トラストバロメーター」の結果をもとに、信頼が社会に与える影響や、リーダーや組織がどのように信頼を獲得できるかを深く考察しました。調査では、企業、政府、富裕層に対する人々の不満が高まっていることが明らかになりました。政治的な分断や深まる不安を背景に、攻撃的な行動への支持が広がっており、多くの人が「今の社会の制度は不公平である」「企業や政府は状況を改善するどころか悪化させている」「富裕層はさらに富を増やしている」と感じていることが分かりました。

近年、企業への期待が高まり、利益追求だけでなくDEI(ダイバーシティ・公平性・インクルージョン)やサステナビリティなど社会的課題への関与が重視されています。本セミナーでは、企業の信頼構築と社会貢献の実践的アプローチを議論しました。

? 2025エデルマン・トラストバロメーター
https://edl.mn/4jRh9ci

本セミナーには、ビジネスリーダー、メディア関係者、政策立案者など、多岐にわたる業界の参加者が集まり、活発な意見交換が行われました。参加者からは、「企業経営において極めて有益な内容だった」との声が寄せられ、今後のビジネスや社会のあり方についての重要な示唆を得る機会となりました。

グロービスとエデルマンは、社会の創造と変革を共に目指し、より良い未来の実現に貢献していきます。


■エデルマンCEO  リチャード・エデルマン氏 からのコメント






エデルマン CEO 兼 社長 リチャード・エデルマン氏

「極度の地政学的な混乱やイノベーションの加速が進む中で、2025年は21世紀で最も先行きが不透明な年になりつつあります。先進国全体で、不満と憤りが深刻化しています。日本は、当社の調査対象国の中でも特に信頼レベルが低く、その要因として東日本・福島での災害や、長期的な賃金水準の停滞、そして少子高齢化など人口構成の変化が挙げられます。調査結果からは、賃金の公正化や、AI時代への適応を目的としたリスキリング、市民間の対話の促進などの側面において、企業が主導的な役割を担い、不満と憤りの根本的な解決に向けたアクションプランを定める必要性が明らかになりました」

≪プロフィール≫
リチャード・エデルマンは、グローバル・コミュニケーション・エージェンシーであるエデルマンのCEOであり、同社の持株会社であるダニエル・J・エデルマン・ホールディングスの会長を務めています。1952年、彼の父であるダンによって設立され、今年で70周年を迎えるエデルマンは、変わることなく非上場のファミリー企業であり続け、現在では世界60都市を超える拠点で6,000人以上の従業員を抱えています。
現在、CEOとして26年目を迎え、マーケティング・サービス業界で最も長く在職しているエージェンシーのリーダーの一人です。リチャードはマーケティングとレピュテーション・マネジメントの分野で豊富な経験を持ち、大手企業、NGO、ファミリービジネスなどの業務をリードしてきました。また、定期的に行っている独自の信頼度調査エデルマン・トラストバロメーターを創出し、企業、政府、メディア、NGOにおける信頼に関する第一人者でもあります。エデルマン・トラストバロメーターは、信頼に関するメジャーな調査として世界的に広く知られています。
リチャードは、Chief Executives for Corporate Purpose (CECP)、Atlantic Council、National Committee on U.S. China Relationsの理事も務めています。1976年にハーバード・カレッジで文学士号を、そして1978年にハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得しました。


■グロービス 代表 堀義人 からのコメント






グロービス経営大学院 学長
グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー 堀義人

「リチャード・エデルマン氏 とは長年にわたり信頼関係を築いてきましたが、2024年6月にはダニエル・J・エデルマン・ホールディングスに社外取締役として参画。 日本およびアジアの視点を提供しながら、グローバルな経営戦略に貢献してきました。 今回のエデルマンとの共催セミナーでは、世界と日本の信頼の在り方を比較し、企業が果たすべき役割について議論する貴重な機会となりました。 今後もエデルマンと共に、知見とネットワークを活かし、企業と社会の発展を支えていきたいと考えています」

≪プロフィール≫
京都大学工学部卒、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)。
住友商事株式会社を経て、1992年株式会社グロービス設立。1996年グロービス・キャピタル設立。2006年4月、グロービス経営大学院を開学。学長に就任する。若手起業家が集うYEO(Young Entrepreneur’s Organization 現EO)日本初代会長、YEOアジア初代代表、世界経済フォーラム(WEF)が選んだNew Asian Leaders日本代表、世界の成長企業(GCC)の共同議長、米国ハーバード大学経営大学院アルムナイ・ボード(卒業生理事)、米国ウィルソンセンターのグローバルアドバイザリーカウンシル等を歴任。2008年に日本版ダボス会議である「G1サミット」を創設し、現在一般社団法人G1の代表理事を務め、日本のビジョンである「100の行動」を執筆する。2011年3月大震災後に復興支援プロジェクトKIBOWを立ち上げる。現在一般財団法人KIBOWの代表理事を務め、KIBOW社会的インパクトファンドを組成・運営している。2016年に水戸ど真ん中再生プロジェクトを始動。同年4月に茨城ロボッツ、2019年11月に茨城放送のオーナーに就任。 2022年1月、 ROCK IN JAPAN FESTIVAL が千葉に移転することが発表された2時間後にLuckyFesを立ち上げ、総合プロデューサーを務める。いばらき大使、水戸大使。2024年、藍綬褒章。5男の父親。著書に、『創造と変革の志士たちへ』(PHP研究所)、『吾人(ごじん)の任務』 (東洋経済新報社)、『新装版 人生の座標軸 「起業家」の成功方程式』(東洋経済新報社)、『日本を動かす 100の行動』(共著、PHP研究所)、『創造と変革の技法』(東洋経済新報社)等がある。



◇エデルマン概要(https://www.edelman.jp
エデルマンは、企業や組織のブランドとレピュテーションをEvolve, Promote, Protect (進化、促進、保護)するためのコミュニケーションサービスをグローバルに展開しています。世界60都市を超える拠点に所属する約6,000人の社員が、お客様がステークホルダーから信頼を獲得し、確信をもって行動できるよう、コミュニケーション戦略を提供しています。PRWeekの「Agency Dynasty of the Past 25 Years」、「Global Agency of the Year(2023年)」や、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルの「Cannes Lions Independent Agency of the Year for the Good Track(2024年、2022年)」など、数多くの賞を受賞しています。Advertising Ageから注目すべきエージェンシーに認定(2023年)され、2021年以降、Titanium、Grand Prix、7つのGold Lionsを含む複数のカンヌライオンズを受賞しており、エデルマンは常に業界のスタンダードを築き続けています。2025年には、日本において20周年を迎えます。 

1952年の創業以来、変わることなく非上場のファミリー企業であり続けるとともに、専門性の高いサービスを提供するために、Edelman Data & Intelligence(リサーチ)、Edelman Smithfield(ファイナンシャルコミュニケーション)、United Entertainment Group(エンターテイメント、スポーツ、ライフスタイル)を保有しています。





◆グロービス ( https://www.globis.co.jp
グロービスは1992年の設立以来、「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業展開を進めてきました。「ヒト」の面では、学校法人としての「グロービス経営大学院」ならびに、株式会社立のスクール「グロービス・エグゼクティブ・スクール」「グロービス・マネジメント・スクール」、企業内研修事業を行うグロービス・コーポレート・エデュケーションとeラーニングやオンラインクラスのほか定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」などを提供するグロービス・デジタル・プラットフォーム、「カネ」の面では、ベンチャー企業への投資・育成を行うベンチャー・キャピタル「グロービス・キャピタル・パートナーズ」、「チエ」の面では、出版事業ならびにオウンドメディア「GLOBIS 学び放題×知見録」により、これを推進しています。さらに社会に対する創造と変革を促進するため、一般社団法人G1によるカンファレンス運営、一般財団法人KIBOW による震災復興支援および社会的インパクト投資を展開しています。

グロービス:
学校法人 グロービス経営大学院
・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)/英語(東京、オンライン)

株式会社 グロービス
・グロービス・エグゼクティブ・スクール
・グロービス・マネジメント・スクール
・企業内研修
・出版/電子出版
・「GLOBIS 学び放題×知見録」/「GLOBIS Insights」
・「GLOBIS 学び放題」/「GLOBIS Unlimited」

グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社
顧彼思(上海)企業管理諮詢有限公司
GLOBIS Asia Pacific Pte. Ltd.
GLOBIS Asia Campus Pte. Ltd.
GLOBIS Thailand Co., Ltd.
GLOBIS USA, Inc.
GLOBIS Europe BV
GLOBIS Manila Inc.

その他の活動:
・一般社団法人G1
・一般財団法人KIBOW
・株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント
・株式会社LuckyFM茨城放送


【本件に関するお問い合わせ先】
グロービス 広報室 担当:土橋涼
E-MAIL: pr-info@globis.com

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