企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁 以下AIデータ社)は、日本語LLMを強化したバージョンアップを行い、企業の業務知識と法務・知財リスクに対応した次世代型生成AIインフラ「AI孔明(TM) on IDX」をリリースいたしました。
本製品は、従来の生成AIの利便性を保ちながら、eディスカバリ(電子証拠開示)やシャドウAI排除など法務・監査対応における課題を克服。25年以上にわたりリーガルテック領域で培ったノウハウをベースに開発された、“安心して使える生成AI”です。

企業の業務知識と法務・知財リスクに対応した次世代型生成AIインフラ「AI孔明(TM) on IDX」
現在、様々な汎用生成AIが急速に普及する中、企業の情報漏洩・証跡管理・訴訟リスクが顕在化しつつあります。特に米国訴訟制度におけるeディスカバリでは、私的AI利用や社内非管理データが証拠開示の対象となるリスクが高まっています。こうした背景の中、AI孔明 on IDXは以下の観点で、企業の“自由なAI活用”と“訴訟・責任対応”を両立します。
・ ナレッジチームドライブ × RAG(検索拡張生成)対応
業界別テンプレートと文脈型AIが連動し、正確な回答+フォーマット生成を実現。
・ 出典付き応答ログ × 自動記録設計
AI孔明で生成文書に対して「どの社内ファイルから生成されたか」を明示、証拠性を確保。
・ シャドウAI排除 × 安全制御環境(オンプレ/SaaS選択可)
個人利用を排除し、企業全体で一元管理。内部統制・監査にも対応。
・ Tokkyo.AIとの連携による“知財ナレッジAI”
出願文書や開発メモと連携し、先使用権や発明の正当性の証明にも活用可能。
「AIは便利だが、何を基に生成されたのか?」「訴訟時にこの文章は守れるのか?」
AI孔明 on IDXは、こうした疑問に
“出典と構造で答えを出す生成AI”です。

今後は、業界別テンプレートの拡充とナレッジモジュールの提供を進め、AI孔明 on IDXを各業界における生成AI標準インフラとして展開していく予定です。また、国際展開・多言語対応も含めたグローバル仕様の開発も進行中です。
https://www.idx.jp/aikoumei/one/
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本: 1億円(資本準備金15億2500万円)
URL:
https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。9,000社以上の企業、90万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。
また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。