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練馬・石神井で「判じ絵と地口絵」展 松本零士さんらによる「現代版判じ絵」も

判じ絵(お茶をたてるガマガエルで「茶釜」)

判じ絵(お茶をたてるガマガエルで「茶釜」)

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 石神井公園ふるさと文化館(練馬区石神井町5)で1月30日から、特別展「なぞなぞ?ことばあそび!! 江戸の判じ絵(はんじえ)と練馬の地口絵(じぐちえ)」が開かれる。

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 「判じ絵」は江戸時代に流行した、描かれた図柄の組み合わせから答えを導き出す「目で見るなぞなぞ」。「地口絵」は誰もが知っている成句や慣用句などの一部を読み替えて、その状況を絵で表現する言葉遊び。地口絵は、行灯(あんどん)の絵柄として、区内の稲荷神社の初午(はつうま)行事でも使われている。

 同展では、区内で活躍する地口絵師・平田郡司さん描き下ろしの地口絵約100点(半期で展示替え)、判じ絵約100点を展示する。平田さんは主にちょうちんや絵びら、書き物、絵馬などを製作しており、絵馬製作の技術は練馬区無形文化財に登録されている。

 そのほか、同施設内のギャラリーでは松本零士さんや石川サブロウさんら、区内外で活躍する20人の漫画家が練馬に関わる題材で描いた「現代版判じ絵」を紹介。関連イベントとして、浅草雑芸団による大道芸の公演や、判じ絵を使ったワークショップ、研究者による講演会なども予定する。

 開館時間は9時~18時。観覧料は、一般=300円、高校・大学生=200円、65~74歳=150円、中学生以下と75歳以上は無料。ギャラリー展示は入場無料。月曜休館(祝日の場合は翌平日)。3月21日まで。

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