練馬区役所(練馬区東大泉1)で1月31日、「照姫まつり」のオーディションが行われ、今年の主役三役「照姫」「豊島泰経(としまやすつね)」「奥方」役が決定した。
29代目照姫は、16人の候補者の中からスピーチや演技などの審査を経て、区内在住の中学3年生・平田こころさんが選ばれた。平田さんは「照姫のような芯の強い女性を演じられるように頑張りたい」と意気込む。豊島泰経役には黒田哲也さん、奥方役には大森貴恵さんが選ばれた。
同祭りは石神井公園で1988(昭和63)年から続く、室町時代の石神井城主・豊島泰経とその娘、照姫にまつわる祭り。見どころは、豪華な衣装をまとった照姫やよろい姿の武者ら約100人が公園周辺を練り歩く時代行列のほか、同公園内野外ステージで行う出陣式。区の友好都市で、今年の大河ドラマ「真田丸」の舞台、長野県上田市から真田の甲冑隊も参加する。
同祭は5月22日、石神井公園一帯で開催予定。