練馬駅北口のココネリ(練馬区練馬1)3階の区民産業プラザで2月5日~7日、「ねりま漬物物産展」が開かれる。
区内の漬物事業者が製造した自慢の漬物が勢ぞろいする同イベント。練馬漬物事業組合が、練馬の特産品である漬物を広く紹介しようと開催しており、今年で28回目を迎える。べったら漬け、奈良漬け、ぬか漬け、浅漬けなどさまざまな漬物が販売される。
看板商品は練馬大根のたくあん漬け「ねりま本干沢庵」。江戸東京野菜として知られる練馬大根を1本1本手作業で天日に干し、米ぬかと塩で1カ月以上漬け込む昔ながらの製法で作られている。パリッとした歯切れの良さが人気で、「この時期にしか手に入らない季節を感じられる懐かしい漬物」という。1本540円、約2000本を用意する。
練馬大根は戦後の食生活の変化に伴い生産量が減少し、一時は姿を消した。区が1989年から取り組んでいる「練馬大根育成事業」によって徐々に生産数が増加し、今年は約1万4140本が収穫された。
開催時間は10時~19時(7日は18時まで)。入場無料。