練馬区の区報「ねりま区報」8月1日号が3月4日、東京都広報コンクール広報紙部門で最優秀賞を受賞した。
都内区市町村の広報活動の充実を目的に、毎年行われる同コンクール。
区は、2013年4月、広告代理店・博報堂から専任職員を採用し広報戦略を強化。区の魅力を全国に発信する広報キャンペーン「よりどりみどり練馬」では区民参加型のCMを制作するなど、広報紙だけでなくさまざまな媒体を活用した区のイメージアップ戦略を進めている。区報も昨年4月に紙面や構成を刷新。区は「今回の受賞は、そうした広報戦略の強化によるもの」と考えている。
受賞号について、担当者は「1面と8面で『みどり』に関連する記事を連動して掲載することで、広報キャンペーンや区の魅力をより印象付けるような工夫をした」と話す。
受賞を受け、今回同号は公益社団法人日本広報協会が実施する全国広報コンクールへ推薦された。「今後も、魅力ある広報活動を展開するとともに、区民の皆さまにより一層、親しまれる『ねりま区報」をお届けしたい」とも。
区報は1953(昭和28)年5月11日創刊。毎月1日・11日・21日に発行している。発行部数は約25万部。サイトからも閲覧できる。