石神井消防署は3月24日、フットサル試合中に心肺停止状態となった男性1人に対し、救命活動に当たった学生・功刀(くぬぎ)紀樹さん、成富洋平さんに消防総監感謝状を贈った。
この救急事故は石神井町1丁目のフットサルコート場で2月8日12時56分ごろに起こった。フットサル試合中に心肺停止状態となった男性に対し、2人はすぐに意識がないことを確認し、回りの人に119番通報を依頼。AEDによる除細動1回と胸骨圧迫心マッサージを行い、到着した消防隊に引き継いだもの。男性は速やかに医療機関に搬送され、重症と診断されたものの、一命を取り留めている。
感謝状を受け取った2人は「私たちの行動で仲間を助けることができて、本当に良かった」と話していた。