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練馬区内99カ所で「震災総合訓練」 光が丘で初の臨時災害、FMラジオ体験も

前回の様子

前回の様子

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 練馬区内で9月13日、「震災総合訓練」として区立光が丘第一中学校(練馬区光が丘6)で「防災フェスタ」を、避難拠点(区立小中学校)98カ所で避難訓練を実施する。

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 大地震の発生に備え、毎年行っている大規模訓練。当日は約4000人が参加する。避難拠点98カ所では、避難拠点開設訓練として区職員や学校教職員が各区立小中学校に集合し、災害対策本部との無線通信訓練や、災害時に既設の校舎内トイレが使用可能か速やかに確認する訓練などを行う。

 防災フェスタでは、起震車による地震体験、初期消火などの体験型訓練、ライフライン機関、区内の各企業によるブース展示、地域住民で構成する「避難拠点運営連絡会」によるコーナー展示や、警察犬による災害時救助デモンストレーションなどを実施する。炊き出し訓練では、近隣住民で組織する避難拠点運営連絡会がカレーライスと豚丼(合計1000食)を提供する。

 今回初めての取り組みとして、同会場で臨時災害FMラジオ 試験放送訓練も実施する。初めて試験放送を実施し、来場者は会場で貸し出されるポケットラジオで試験放送を実際に聞くことができる。区では本年度、FM送信機を購入し大規模な災害が起こった際に、臨時災害FMラジオ放送を行うとしている。同放送にはインターネットラジオ局・練馬放送が協力する。

 開催時間は10時~12時30分。入場無料。

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