都立光が丘公園・けやき広場で5月19日・20日、「練馬ファミリーまつり」が開催される。主催は練馬明るい社会づくりの会。
16回目となる今回、名称を「練馬チャリティープラザ」から「練馬ファミリーまつり」に改め、新しく開催する。きっかけは、昨年の東日本大震災。震災後、同イベントは自粛中止ではなく復興支援目的に趣旨を変え開催。野菜直売コーナーを設置し風評被害に苦しむ農家を応援、収益金も義援金に当てた。
その際に出会った人々とのつながりを大事にし「練馬だけでなく東北の方とも心一つにファミリーとなってがんばろう! という思いを込めて名称を変更した」と同団体の政二潔さん。
昨年からはイベントの趣旨に賛同し、名誉区民で漫画家の松本零士さんも参加。同イベントのポスターイラストも描き下ろした。イラストは、光が丘の街から銀河鉄道999が飛び立つシーンを、メーテルと哲郎が見守る内容となっている。松本さんも20日の12時30分~、ステージに登場する予定。
当日は、東北を中心とする物産展や模擬店のほか、ステージでダンスなどのパフォーマンスを展開。岩手県石巻からは、「この機会にご恩を返したい」と、「はねこ踊り 笑遊会」から約40人が参加し、踊りを披露する。
会場では、同団体が活動を続けるアフリカへ送る毛布の収集も行う。「使っていない毛布があれば持ってきてほしい」と呼び掛ける(綿毛布は不可)。
開催時間は10時~17時。