練馬区立大泉小学校で5月15日、「アニメプロジェクトin大泉学園」が開かれ、ガールズグループ「私立大泉学園」のお披露目イベントが開かれた。

練馬区出身の田島彩江さん

　同グループは、アニメと演劇をコラボしたパフォーマンスグループ。アニメの街・大泉学園を起点に西武鉄道沿線をキャンパスとし地域密着で活動する。メンバーはオーディションで選ばれた約30人の生徒で構成する。

　この日、ステージでは入学式と題してメンバーの初お披露目が行われ、一人一人の自己紹介では、それぞれ区内のお薦めフードやスポットなどの紹介も交えて自己紹介を行った。区PRアニメ「私立大泉学園って何？よりどりみどりの練馬区とコラボアニメでいきなりトラぶってる件」も初上映。アニメ化された12人の生徒が区内を紹介する内容を披露した。アニメは今後も制作・発表していくという。会場では「チェキ撮影会」も開き、さっそくファンとの交流も深めた。

　同グループのプロデューサー、ひらいかずのりさんは「練馬区にはサブカルから地場産業など幅広い観光資源が多く、もっと多くの人が来るようにと私立大泉学園を作った。彼女たちは自らが考え行動し、成長していくことを目指している。今後は地域企業や商店街ともタイアップした活動を行いたい」と話す。

　メンバーで練馬区出身の田島彩江さん（中学3年）は「練馬区を代表するような大きな人になれるよう頑張りたい。地元の地域活性に貢献できれば」、アニメ部を担当するオシリスさんは「採用されるか分かりませんが、今後のアニメには私の案も提案していくので楽しみにしてほしい」と、それぞれ意気込みを見せた。

　イベントを見た地元の人は「大泉学園という名称だが、実際の学園は存在しなかった。こういった形で学園が誕生するのは面白い。どのような活動をしていくのか楽しみ」と話していた。

　当日は、次回活動として7月16日～18日、池袋シアターグリーン（豊島区）の3つの劇場で「演劇文化祭」の開催も発表。入場料は会場により異なる。チケットはイープラスで扱っている。