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練馬で文化交流講座 「移民」テーマに、ブラジルと練馬の関係紹介

武蔵大学のアンジェロ・イシ教授

武蔵大学のアンジェロ・イシ教授

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 練馬駅北口のココネリホール(練馬区練馬1)で7月25日、「移民」をテーマにブラジルと練馬区との関係を知る講座「ブラジル移民とネリマ」が開かれる。

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 同イベントは区内のボランティア団体などに委託し、外国の文化紹介などを行っている事業の一環で、今年で3年目を迎える。過去7回開催し、韓国のハングル文字や大人気ドラマの講演会、タイ発祥の「カービング」の実習会などを行ってきた。

 今回は武蔵大学教授のアンジェロ・イシさんを招き、ブラジルと日本の交流の歴史をはじめ、現地での日系人の活動など、「人の交流」にスポットを当てた両国の関係を紹介する。

 アンジェロ・イシさんは1967年、サンパウロ市生まれ。サンパウロ大学ジャーナリズム学科卒。新潟大学大学院および東京大学大学院を経て、ポルトガル語新聞の編集長やジャーナリスト、アナウンサーを経験。現在も日本各地で日本人やブラジル人を対象に、国際交流や共生をテーマに数多くの講演を行っている。2004年から武蔵大学専任講師、2010年から現職。

 当日は、区内で幼稚園などの運営とブラジルをはじめとする中南米や北米など各地への移住希望者を支援している学校法人「日本力行会」の田中直樹さんが、移民を支えた同会の活動について講演。同会が運営する留学生会館で生活しているブラジル出身の留学生が、「留学生からみたネリマ」をテーマに2つの地域の違いや共通点などについての発表も行う。

 開催時間は18時~20時。入場無料。事前申込制(先着200人)。

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