練馬区内各地で6月1日、練馬産キャベツを使った「練馬野菜ぎょうざ食べ歩きキャンペーン春版2012」が始まった。主催は練馬区観光協会。

参加する飲食店一覧（練馬野菜ぎょうざ食べ歩きマップより）

　同キャンペーンは、今年で3年目。各店、「練馬野菜ぎょうざ7カ条」にのっとり、定番の焼きギョーザからさまざまな種類のオリジナル「練馬野菜ぎょうざ」を提供する。参加店舗数は23店で、昨年より10店増え「今後も拡大していきたい」（同協会）と説明する。

　「練馬野菜ぎょうざ」7カ条は以下の通り。
　1. 練馬産キャベツを使っており、おいしいと納得してすすめられるギョーザ　※練馬産キャベツの収穫時期、春（5月中旬～7月下旬）と秋（10月上旬～12月下旬）に提供
　2.そのほか、使用する野菜は国内産であること
　3.餡（あん）の味付けはオリジナルで、餡の重量におけるキャベツの割合が3割以上であること
　4.皮・タレは、自家製・市販も可
　5.焼きギョーザ・蒸しギョーザ・水ギョーザとどの形態でも構わない。独創性のあるもの
　6.大きさ自由（ただし、一人前の価格は500円以下で、個数は問わない）
　7.添え物として、「練馬野菜ぎょうざ」に合う漬物

　「練馬野菜ぎょうざ」は都内生産量1位の練馬産キャベツを生かして、ご当地グルメによるまちづくりを推進することを目的に同協会のメンバーが中心となって始動。2009年にJA東京あおばと冷凍「練馬野菜餃子」（390円）を共同開発し、ご当地グルメとして食べ歩きも楽しめるよう、同区の飲食店と協力して同キャンペーンを企画した。

　参加店の情報を掲載した「練馬野菜ぎょうざ食べ歩きマップ」は、練馬区観光案内所（練馬駅地下1階）、商工観光課観光係（区役所9階）、区民事務所、出張所、図書館ほかで配布している。7月31日まで。次回は、秋開催を予定する。