月刊誌「散歩の達人」(交通新聞社)が7月号で「練馬」周辺を特集している。同誌が練馬区内の街をテーマに特集企画を組むのは8年ぶり2回目。
副題は「にぎやかでのどかな欲ばりタウン」。練馬のほか、豊島園、桜台、江古田、東長崎、椎名町を取り上げる。同誌編集長で、同区在住の山口昌彦さんは「キャッチにもある通り、にぎやかで人懐っこい商店街もあれば、ちょっと通りから中に入ると、のどかさもある」と表現する。
「良店ざくざくグルメな住宅地」「カフェ&喫茶極上のんびり時間」「おいしい町パンを買いに行こう」「ラーメンタウン、押さえの8杯」「知る人ぞ知るそば名店地帯」「地元思いの憩い酒場」「町の御用達食堂もぐもぐ歩き」など、新旧の飲食店を中心に紹介し、「初めて練馬を訪れる人だけでなく地元の人も再発見できる」内容が特徴。
「今回のエリアは練馬でも南~東側とはいえ、さすがは23区トップの農業区だけあって緑が多く、のんびりした気質も感じられて住み心地抜群。そうした懐の大きなところに引かれてか、昔からさまざまなジャンルのアーティストや学生が住んでいるが、こうした人たちがまた街に彩りや個性を添えているのも魅力」と山口さん。「店の幅も、渋い居酒屋からフレンチまでとても広い。飽きることのない、多様な表情を持つ住宅地」とも。
価格は580円。折り込み散歩マップ付き。